リベンジの道明寺桜
今流行りのリベンジというやつである。
- 桜の葉50枚
- 道明寺粉600g
- こしあん1kg
- 砂糖小さじ10
桜の葉50枚を残さないために用意した材料である。
前回は34枚の葉を無駄にした。(「赤色102号の桜餅は・・・」2011.3.11)
リサイクル業者にあるまじき行為だ。だが、このリベンジに4時間も奮闘しなければならなかったとは・・・・・。しかも、形が前回と比べて何の進歩も無いのが悔しい。量の多さに圧倒されたせいもある。急いで包まないと道明寺が硬くなってしまう。結果、形よりもスピードということになる。
数だけは和菓子屋並である。あちこちに配っても結構残る。かと言って保存は効かない。作って2日目にはあの桜の香りが弱々しくなり、道明寺がフチから固くなっていく。食べるのにもスピードが要求されるという過酷な和菓子イベントとなった。
和菓子職人は手が温かい女性には向かないと言われるが、冷たい男だからうまくいくわけではない。丸く伸ばすのは至難の技である。道明寺の型つくりは平板にのばしてから、椀のフチで切り落とすのはどうかと、40個を仕上げる頃に思いついたのだが、どなたかいい方法があったらお教えくださいませ。
スタッフの評価はA+。
でも最近はみな社内営業が上手くなってきているので、本当のところはよくわからない。
付記:大家は親も同然
勿論、牡丹餅を先日頂いた大家さんにお届けいたしました。