スタッフ佐藤くんのシミル反応
お店のHPのブログなどは余り読まれるものでもないらしい。「モノ語りヒト語り」は脱サラ奮闘記からスタートし、ひょんなきっかけで始めたリサイクルビジネスにすっかりハマってしまったスタッフの見聞録でしかない。
有意義な話でもなく、立派なエッセイというわけでもない。ただ、同業者の社長が毎回読んでくれていることを知ったり、オークション会場で「この間のブログよみましたよ」などと声を掛けられたりすると、毎月2回の原稿アップに弱音を吐きながらも、そんな人達の顔を思い浮かべて書き続けている。
「くらしのくら」スタッフは概ねシャイといっていい。無駄口の少ないヒトが多い。このモノ語りも読んでくれているとは思うが、みんながアレコレ言ってくれるわけではないが、ネット担当スタッフの佐藤くんだけはアップした翌日に「あの話面白かったです、漢字ではなくてカタカナを使うのがこのブログの雰囲気ですね」などと言ってくれる。
そんな佐藤くんが「モノ語り読みました(※1)。良かったです。昨日、早速靴を買ってきました」とオシャレな靴を見せてくれた。こういうリアクションほど嬉しいことは無い。
※1:前回(2016年1月4日)のモノ語りヒト語り「内山信二くんのシミル話」
(その靴は福島県原発避難者の靴職人に作ってもらったもので、写真撮影前に慌ててみがいた)
「そうだよね、みんなヘアスタイルとか、洋服には気をつかうけれど、足元は御座なりにすること多いよね。こういうところに気を使うということは、仕事でも、人の気のつかないことに目がいくことになると思うんだ。仕事でも見えないところにも気を使っていこうね」
佐藤くんは去年より文章レッスンの講座に通っており、今は三千字の小説の課題に取り組んでいるとのこと。いずれ、このブログでも発表してもらいたいものである。
このブログを読んでいただいている人の顔を思い浮かべ、それぞれの人の後ろに隠れた読者が読んでくれている、と信じて書き続けていきたい。
(くらしのくらではこのようなカードをみんな持っていて、なんかのお礼を言いたい時に渡す制度がある。枚数が貯まるとプレゼントもある)
くらしのくら念頭の挨拶:
「ありがとう」と「ごめんなさい」出し惜しみしないことが大事です。
(宇崎竜童さんの奥様、阿木燿子さん(作詞家)が夫婦円満の秘訣を聞かれた時の台詞をそっくりいただいた。)