続・わが家のロイヤルキャッツ
こんにちは、Web担当のヤマンダです。
前回は「わが家のロイヤルキャッツ」と題しまして、わが家の飼猫(影千代)と、それにそっくりなロイヤル・クラウン・ダービーのフィギュリンの話を書かせていただきました。今回のブログはその後日談なのですがちょっと悲しい話になります。
というのも、あの記事から数週間後の夜、飼猫の影千代は死んでしまいました。
事故死だったのですが、あまりの突然の出来事に私も妻も現実を受け入れることができず、ただ混乱し、何をしていても悲しみしか感じられませんでした。ペットロス症候群なんて言葉があるのは知っていましたが、愛する子が突然いなくなってしまうその喪失感は本当に絶望というしかない深い深い穴が心にあいたような状態でした。
早く忘れた方がいいのか、それとも、ずっと忘れないのがいいのか、それすらもわからずただぼう然と過ごす毎日…そして、あのフィギュリンのことを思いだしました。ずっといつか買いたいって漠然と思っていましたが、いまが買うときなんだってわかりました。
抱きかかえるようにして持ち帰り、ついにわが家にロイヤルキャッツがやってきました。何度見ても影千代に似ています。目も、鼻も、口元も、ちょっとメタボなスタイルまでそっくりです。
「影千代、またうちに来てくれたんだね」
妻がそうつぶやいたとき、もう我慢できませんでした。2人で思いっきり泣きました。
…ロイヤルキャッツの顔を見たらなんとなく微笑んでいるように見えました。
座布団に鎮座したロイヤルキャッツ(影千代の好物だったパスタをお供え中)
これまでお店でたくさんのフィギュリンを見てきましたが、正直なところ、ちょっとオシャレなインテリア程度の認識しかありませんでした。でもそれらにそれ以上の価値を見出すこともあるってことを今回身をもって学ぶことができました。
お店のフィギュリンたちもいつかそういうめぐりあわせで旅立っていくのかなって想像したら、もっといろいろな出会いの機会が生まれるようにホームページやネットショップ、SNSなどで紹介していかなくては!と使命感のようなものを感じたのでありました。
おまけ:落ち込んだ自分を見かねて、スタッフのみんなが「励ます会」を開催してくれました。(そのときには実はすっかり立ち直って次の子を迎える準備をすすめていたのは内緒です…)