LEDとの寿命比べ
当店の電化製品は1か月の保証が付いている。ただし、「照明器具の電球を除く」ことになっている。電球はしばらくすれば切れるものだからである。だが、今後は電球も保証対象になるのかも知れない。
最新のLED電球を一個購入した。周辺の明るさはやや落ちるものの、従来の電球と比べても遜色はない。表記によると、40Wクラスながら消費電力は4.5W、設計寿命25,000時間という。
セコロジーを旨とする「くらしのくら」としては、当然この新電球がいかなる節約効果を生み出すのか検討することになる。
当店の1か月の照明にかかる電気代はおよそ42,000円。照明の80%をLEDに交換すると電気代は11,800円に減少(80%分の1/10と計算)。削減効果30,200円/月。つまり、5年間のランニングコストで1,812,000円の削減となる。現在60WクラスLED電球の最安値が3,000円なので80個購入すると240,000円。従来のシステムのままだとすると、旧電球の交換費用がおよそ5年間で30,000円。LEDは5年間交換不要なので、固定費は210,000円の増加。
トータルで1,812,000-210,000=1,620,000円(5年間)の経費削減ができるということになる。蛍光灯から電球への設備変更の費用は別にかかるとしても、安い!信じられない数字である。私の計算が間違っているのか、何か見落としがあるのか。このシミュレーションについてわかる方、是非教えて下さい。
ともあれ、25,000時間というLED電球の寿命は恐ろしい位長い。一日8時間使用したとして、3,125日(8.5年以上)持つということだ。中期高齢者である私は、もしかするとこの電球の寿命に負けるかもしれない。できれば、8年後に自分の手で「LED電球の交換なるもの」をしたいものだ。三度目(25年後)、四度目の交換は若いスタッフにお任せするので・・・・・・。