3月19日(土)
3月19日(土)
ガソリンの給油はいまだに30分から1時間待ちである。出きることなら車を使いたくないが、他の方法がない。最近はだいぶ良くなったが、トイレットペーパー、水、米、パン、牛乳、電池などの生活必需品がスーパーなどの店頭から消えて久しい。
当店も懐中電灯の電池が無くなったが、買うことも出来ず、福岡の知人に単1電池を送ってもらえないか相談した。福岡市内でも品薄でようやく8本買えたとのこと。東北本面に送るために、電気店でも入荷できなくなっているらしい。
そこまでして乾電池を揃えることは果たして良かったのだろうか、と反省である。1週間かかって電池を配達してくれた宅配業者によると、この数日は関西方面などから関東あての荷物が急激に増えており、その仕分けでテンテコマイとのこと。「いや、申し訳ないね」と言うと「仕事が増えてこちらはいいんですけどね」という。
首都圏の人は安全確保と生活の防衛のために、ここで買えないものを地方から仕入れているのであろう。出来ることなら、運送業者は全国から被災地への輸送でテンテコマイになって欲しい。被災地の不自由から比べれば、ここ東京の不自由さはさしたることではない。
電池を福岡から送ってもらった本人が偉そうに言えることではないが・・・・・
それにしても枝野長官の丁寧語には疲れる。国の担当者、電力会社すべて「○○されておられて」、自分は「しっかりと」仕事を「させていただいている」。丁寧であるべきは、言葉ではなく「しっかりとした」正確な情報であろう。遅いパニックより、正しいパニックは必要である。