ケータイを捨ててスポーツカーに乗ろう
1月14日成人の日、東京も7年ぶりの大雪となった。年に2回程積もるのは珍しいことではないが、子供たちが汗まみれになって雪ダルマを作ったり、雪合戦をする姿を見ることは少なくなった。
公園でカマクラを作っていたのは男子高校生らしき3人組。 朝夕見かける小学生はどこに行った? 今日は祝日で学校は休みだぞ!
暖房の効いた部屋でテレビゲームでもやっているのだろうか。
「ゲームを捨てて外へ出よう」
雪降りしきる中、車の点検でディーラーに行った(スタッドレスタイヤ交換済)。
担当営業マンがぼやく。「最近の若い男の子は車に興味を持たなくなったんですよ。買いに来る人は、燃費が良くて小回りの効く車はどれ?ですからね」
将来に希望を持てない若者にしてみれば無理もない。スポーツカー受難の時代である。今度はスポーツカーを買うよ、と空手形を切る。真っ赤なポルシェを乗りまわしても恥ずかしくない年寄りになって若者を刺激するしかあるまい。
「書を捨ててドライブに出よう」
と言っても、とうの昔に書は捨てられているらしい。
「ケータイ捨ててスポーツカーに乗ろう」
ちなみに「くらしのくら」もこの雪で、開店休業状態。目の前の交差点で立ち往生した車の脱出支援がもっぱらの仕事となり、夕方閉店いたしました。
「店を閉めて家へ帰ろう」
申し訳ありませんでした。