くらしのくら社員旅行 直島アートの旅(前編)
社員研修旅行で直島に行った。不定期で旅行は実施していたのだが、今年はお年玉を頂いて、すぐにでも行こうということになった。その訳は、NN生命の企画「拝啓 社員の皆様プロジェクト」参加のお誘いの手紙がきて、それに応募したところ特別賞、社員旅行優待(10万円)受賞となったためである。
旅行代理店に飛行機のチケットなどを手配していただいたものの、あとはスタッフが企画をたて、スケジュールを作成した。
このパンフレットは旅行代理店ではなく、スタッフの青木が作成した社員向けの旅行ガイドである。裏側は、連絡先、留意事項などが記されている。
直島はアートの島である。フェリーが宮浦港に近づくと草間彌生さんの赤い南瓜が見える。南瓜に近づくと中が空洞になっていてあちこちの窓から外が見渡せる。
宮浦港の「海の駅」は建築家SENNAの設計、この旅行はスタートの港から帰りまで目が離せない。バスの出発時間まで「I♥湯」などを見学、ベネッセ専用バスでベネッセハウスへ。途中、バスから見える広大な運動場を前庭にした階段作りの直島小学校も石井和紘さんの設計である。チェックイン後、地中美術館へ。入り口へたどり着くまでも美術館の流れとなっているので気を抜けない。
<ベネッセハウス地中美術館HPより引用>
巨大な建物の中に光と空間をあらためて意識させる設計は、日常のクモリを剥ぎ取られるようで爽快である。
「こんなモネは観たことがない」とスタッフがつぶやく。
バスでベネッセハウスミュージアムへ。ミュージアム内のレストランで夕食。相当歩いたせいか、疲れ気味のスタッフもチラホラ。元気余りあるスタッフは、夜の自由時間を利用して、宮浦港まで戻り「I♥湯」に入ろう、と計画。直島に1台しかないタクシーを手配し、5人のスタッフは宮浦港へ。お風呂は「くらしのくらスタッフ」しかいないために貸し切り状態になったとか。
<「I love tile」とばかりに興奮気味のスタッフ大橋>
残ったメンバーはホテルスタッフのガイドによるパーク棟ミュージアムの鑑賞。杉本博史さんの「ワールドトレードセンター」(1997年)とそれを取り囲むキャンドルや教会の写真が期せずして2001年の同時多発テロを経た今、レクイエムの空間を作っているのに震える。
<ベネッセハウスパーク棟砂浜より瀬戸内海を望む>
翌朝、ベネッセハウス海側にある黄色の南瓜で遊び、レストランで朝食。専用バスで家ブロジェクトへ。
<家プロジェクト はいしゃの家>
まだ直島を味わい尽くしていないというスタッフ1名を残しフェリーで宇野港、乗り継いで岡山から新幹線で帰京。
<くらしのくらスタッフ一同(全員ではありませんが)>
アートに囲まれた旅行のためか、記念写真を撮り忘れたことに気づいたのが帰りのフェリーターミナル。ベネッセハウスの運転手さんに慌てて撮っていただきました。
スタッフの研修旅行のリポートは次号お楽しみください。
研修旅行から帰った翌日より店舗リニューアルのために商品撤去作業。すべての商品を折りコンテナとダンボールに詰めて仮の倉庫へ搬出。家具や店舗什器は近くの運送業者の倉庫に預かってもらう。スケルトン状態にするのに3日間かかった。
ガランとしたスペースに「えっ?こんなに広かったんだ」とびっくり。何も無いのでコンクリートの壁に反響して声にエコーがかかる。
<店リフォームプロジェクト>
いよいよリフォーム開始しました。
12月上旬の改装開店を目標に、コンテナに囲まれた狭い仮事務所で頑張っております。
ご期待ください!