手前味噌リニューアル
ようやく「くらしのくら」リニューアル工事が終わった。
- 店舗外装を白塗装
- 天井の蛍光灯を撤去、ショッピングラインにLED照明を取り付け
- 壁紙を撤去し、漆喰壁に
- 床のフローリング交換。
外、上、横、下を一新したことになる。11月8日、9日の社員旅行の間に外装工事に入り、12月2日完了、家具や商品の配置を終え、12月8日オープンとなった。
★ついにやりましたよ
何年も前からヤルヤル詐欺状態だったリニューアル、やっと「やればできる」ことを証明!最も、新社長に代わってからの仕事で、社長が代わらなかったらどうなっていたことやら・・・・・
★未知のゾーン
片方に家具などを移動してリフォームできるんじゃないか、という甘い考えが通るわけもなく、店も事務所もカラッポにすることに。店の中の物をゼーンブ何処かに一時預けしなければならない。
家具は近くの運送業者さんのご協力を得て倉庫に預かってもらう。店舗内の洋食器などの品物は折りコンテナ80個に詰めて、近くの閉店したばかりのお店を借りて搬入。綱渡りの移動作業となった。
★良く言えば柔軟、悪く言えばテキトー やりながら考えるリフォーム
依頼した大工さん、左官屋さんは昔からの知り合いである。大きなリフォーム会社と違い、図面はアタマの中。すなわち柔軟な対応力100%!「こんなカンジで・・・」「じゃあ、そんなカンジで・・・」と工事は進む。
<木の枠をペンキで塗る作業。下側および壁は漆喰となっている>
★スタッフもペンキ塗り
職人は「ペンキはスタッフみんなでやりましょうよ」とう人である。マスキングテープの張り方や刷毛の使い方、しまい方などを教えてもらう。薄く塗っては乾かし、また上塗りするというテイネイな三度塗りをスタッフがやった。一通り教わったものの、そこはシロウトのペンキ塗り。あちこちはみ出して白く残っている。それも「くらしのくら」らしい味と開きなおっております。スタッフが自分たちの手で店を作るというのは楽しいし気分がいい。
★壁は漆喰
単に白の壁紙に見えるが、実は漆喰である。古来から使われている本漆喰ではないが、調合漆喰で壁を塗った。調湿機能がどれほどかは分からないが、壁紙よりは自然の白色が店のなかに溶け込んでいるように思う。この壁塗りは、職人の技が無いとできない。スタッフは参加していませんのでご安心下さい。
★照明はLED
照明は蛍光灯を撤去しライティングレールを設置、すべてLEDライトに交換した。
電光色のため、落ち着いた雰囲気を醸し出しているが、やや暗く感じるために対策を考えている。
★「オープンはいつなの?」
オープン日程をギリギリまで決めることが出来ず、 リフォーム中も、日に何度か「いつオープン?」との問合せの電話があった。買い取り依頼の電話も嬉しいが、リニューアルを心待ちにしてくださるお客様がいることが嬉しい。近くに一時的にお借りしたスペースには、お店の品物が入った折りコンテナが山と積まれ、仮事務所として作業しているのだが、「今度ナニになるの?」と覗き込む方が多い。
★運もチカラのウチ
お店をリニューアルして、以前のお品をそのまま出すわけにはいかず、品物の入れ替えに苦労した。特に、家具はストックするスペースの確保が難しく、どうなることかとヤキモキしたが、開店オープン3日前に、アンティーク家具とデザイナーズ家具の大量買い取りがあり、一新した家具でオープンを迎えることができた。
<リニューアルオープン前日の店内風景>
★ひ・ろ・い!
最もリニューアル感が発揮されたのが、店舗什器の棚をやめたことである。端にあるきものコーナーから店の入り口まで一望にできる。 「綺麗になったわよね」と言われたのは勿論だが「リニューアルしたら広くなったわねえ」というお客様の声が圧倒的に多かった。「品物が良く見える」という返事に困る嬉しい反応も。
★す・く・な・い!
「きれいになったけど、品物が少なくなったわね、もっと出してよ」との注文もあった。ディスプレイ用の大きな棚が無くなり、その分お店に出せる商品が少なくなったのは事実である。あちらを立てればこちらがたたず・・・・・・・
<オープンの時に店舗掲示したチラシ>
なお、来年中には店内喫茶コーナーも・・・・・・・。