新人か?うなぎか? 歓迎会のタクラミ
大型新人が同時に3入社した。新人の住まいは世田谷区2名、茨城(いばらき)県1名。
24歳から38歳。それぞれ、人生経験がこの仕事に活かせる逸材といえる。
期待する度合いはいつも過大になりがちなのだが、今回は3名同時入社ということもあって、迎えるスタッフの眼差しは熱い。
なかでも一人はくらしのくら創業以来初めての平成生まれで、スタッフ平均年齢を41歳から39.1歳に下げてくれた素晴らしいフレッシャーズである。
順にご紹介いたします。
ウエブデザイナーの有田、ネット商品の出品担当の田渕、出張買い取り担当の川島です。ご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。
新人が入れば何と言っても新人歓迎会である。3同時入社となれば、ここは「うなぎでしょっ」
でということになった。
早めに店を閉め、歩いて10分ほどの鰻屋さんに向かった。
その名も「神田きくかわ」。昭和22年創業の江戸前うなぎ屋。神田に本店があるが、ここ上野毛店は味わいのある古民家風のお店で、入る前に気分を盛り上げてくれる。
お店に向かう途中、世田谷在住の新人に聞く。
「今度のきくかわっていう鰻屋さん知ってる?」
「ええ、知ってます。随分昔に叔父さんに連れて行ってもらいました。」
でも、それ以来一度も行ってません。高いので行きたくてもなかなか行けませんよね」
「そうか、それは良かったね。私たちもなかなか行けなくてね。6年前に送別会をここでやって以来だよ。そう考えると、どれだけ今回の新人に期待しているか分かるよね?」
「ありがとうございます。でも、3回の歓迎会を1回でやれて良かったですね」
うーむ、完全に読まれてる!
というわけで、それぞれのスタッフにとって何年か振りの嬉しい「うなぎ」となりました。