モノ語りヒト語り

「モノ語りヒト語り」とは

お買い取りの仕事は、お客さまの人生のターニングポイントに立ち会うことといっても過言ではありません。「引越」「リフォーム」「結婚」「新生活」など人生の大きな節目に物はその持ち主から離れ、第二の住み処へと移っていきます。

ですから、私たちはその物に接するだけではなく、それに関わってきた人とおつきあいをしていくことになります。そこには大なり小なりのドラマがきっとあったはず。そんなリユースにまつわる日々の雑感を(たまに脱線しながら)コラムにしているのがこの「モノ語りヒト語り」です。(毎月1日、15日の2回更新予定)

使いたくない言葉

司馬遼太郎さんが「カネを積まれても使いたくない言葉」として「生きざま」をあげていたという。内舘牧子さんは「ざま」は醜い様... [続きを読む]

湧水のごとし

7月20日(金)午後7時、首相官邸への反原発デモに参加した。 午後の豪雨がおさまって、小雨が時折り吹き下ろす霞が関... [続きを読む]

童謡を唄うアメリカ人

元イギリス外交官のお嬢様Rさんとは7年来の長いつきあいである。お買い上げ頂いた商品は多岐にわたり、部屋を飾っているものの... [続きを読む]

半年の厄落とし

東日本大地震から1年を経過してまだなお、明るい先が見えてこない。「安売り傾向が頭打ち」「高額商品に伸長の兆し」などの記事... [続きを読む]

12歳で小学生卒業

「くらしのくら」は2000年7月15日にオープンした。もうすぐ、満12年となる。コンクリートの柱、床、天井を見上げて「ま... [続きを読む]

紺屋の白袴

店の漆器やお客様に依頼された漆器の金継ぎを新潟の「Oさん」に依頼している。仕上がりがとても丁寧で、評判も良い。 実... [続きを読む]

病は医者、歌は公家

詰められた書類はダンボール3箱、重量で30キロくらい。過去3年分の総勘定元帳や領収書綴りとなると膨大な量である。当店の狭... [続きを読む]

橙は代々

年も押し迫った12月中旬、「遠いのですが、古い箪笥や着物、食器などがあるのでみてもらえますか」との問い合わせがあった。 ... [続きを読む]

裏切られる夢より儚い夢

秋のセールが終わった。東日本大震災後8ヶ月を経過しても、実際の被害がほとんど無かった首都圏では「何か気持ちが晴れない、明... [続きを読む]

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