モノ語りヒト語り

「モノ語りヒト語り」とは

お買い取りの仕事は、お客さまの人生のターニングポイントに立ち会うことといっても過言ではありません。「引越」「リフォーム」「結婚」「新生活」など人生の大きな節目に物はその持ち主から離れ、第二の住み処へと移っていきます。

ですから、私たちはその物に接するだけではなく、それに関わってきた人とおつきあいをしていくことになります。そこには大なり小なりのドラマがきっとあったはず。そんなリユースにまつわる日々の雑感を(たまに脱線しながら)コラムにしているのがこの「モノ語りヒト語り」です。(毎月1日、15日の2回更新予定)

LEDとの寿命比べ

当店の電化製品は1か月の保証が付いている。ただし、「照明器具の電球を除く」ことになっている。電球はしばらくすれば切れるも... [続きを読む]

帰ってきた指輪

古物商は「古物法」という法律にのっとって商売をしなければならない。未成年者から買い取る場合は、保護者の了解を得ているとの... [続きを読む]

それは浴衣一枚だった

数日前、箪笥二棹分の着物のお買い取りがあった。依頼主は七十代半ばで、孫二人と暮らしている。お迎えが来ても孫たちが処分に困... [続きを読む]

スローなお店

桜満開の日、54年間続いた本屋さんが店を閉めた。半世紀という期間は、店を続けてきたご夫婦の人生そのものだったと思う。私に... [続きを読む]

ひとりぽっちの散歩

今は桜の花びらが店に入ってきて「花筵」状態である。桜が咲く頃から、お散歩帰りにふらりと立ち寄られるお客様が多い。何せ、ど... [続きを読む]

続くときは続く

続く時は続くものである。ある有名な海外メーカーのスタンドライトをお買取し、店頭に出した。ちょうどAさんからそのリクエスト... [続きを読む]

貧乏人の銭失い

先日の春のセールで、世田谷区内に住む数人のお客様から「案内の葉書が、セール始まってから届いたわよ」とお叱りを受けた。同じ... [続きを読む]

くらしのくらの守りガメ

当店の守り神はこの亀である。ブロンズと思われる小振りなかたちにリアリティがある。その守り神が呼び寄せたのか、店の斜め向い... [続きを読む]

現場からの経済

どの新聞を読んでも「不景気」の文字が躍っている昨今である。私たちの店にもそれは実態として押し寄せてきている。まず、お買い... [続きを読む]

執事のテーブル

買取り依頼は殆どが電話だが、次第にインターネットを通じての依頼が増えてきている。電話よりそっけないが、画像で事前のおおよ... [続きを読む]

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