シャッターの向こう側

こんにちは、着物スタッフのＯです。
今回は「こんなモン買いました」なお話ではありません。番外編で『トシとともに怒りをコントロールできなくなるお話』です。

先日、とある食堂に、そこで売られている食材を買いに訪れた。

すると、夜の部が貸し切りパーティーのため、早々に店じまいの真っ最中。実は、約一ヶ月前にその店で『社員研修のため本日休業いたします。』という張り紙に迎えられての、今回の仕打ち。

まったく！ついてない！と歩くうち、フツフツと怒りが込み上げてくる。
気が付くと、その店に電話をかけて、二回続けて休みだった旨を告げる。

『申し訳ありません。めったに貸し切りはないのですが。当店のHPにお知らせを載せておりまして…』

至極、丁寧な対応。
ホームページなんて、いちいち見て出かけないって！と、さすがに心の中で叫びながら、すでに、電話をしたことを後悔している。可哀想に。電話に出たスタッフは私の怒りのオーラを引き受けることになったわけだ。

それが仕事、といってしまえばそれまでだが、まてよ、彼女が私なのだ。

やれセール前の臨時休業だ、やれセール最終日は早仕舞いだと、我が『くらしのくら』も、かなり自由な体制で営業をしている。もしかしたら、水曜の定休日以外に来店され、無愛想なシャッターに迎えられて怒りを覚えた人がいるかもしれない。

そういうことに遭遇したみなさま、あらためて、お詫び申し上げますとともに、どうかひとつ、自由な店風土、ご容赦を。

ひるがえって、怒りの電話を掛けてしまっ自分を反省しつつ、「これが加齢というものね」と、ため息ひとつ。

いつもこんな無愛想な張り紙ですいません…