職人の誇りを感じて
こんにちは。ネット販売担当の大橋です。
最近はじっとしているだけで汗が流れるような暑さですね。
皆さん夏バテにお気をつけください。
先日、日本橋三越にて行われたヘレンド開窯190周年フェアに行って来ました。
ヘレンドのペインターの中でも数人しかなれないという、マスターペインターによる絵付けの実演もしていました。思っていた印象とは少し違い、正面テーブルの横にもう一つ台を置き、肘を掛けながらペイントするというスタイル。一見だらっとしているように見えましたが、それもそのはず、一枚のソーサーのペイントに約6時間はかかるというのです。長時間ペイントをする上で計算された形だったんですね。6時間掛けて一枚のソーサーを書き上げる精神力と食器一つ一つに掛けられた時間と労力に感銘を受け、ヘレンドの高級食器といわれる所以を感じました。
今回、絵付け実演をしていたマスターペインターさんはヘレンドの専門学校を経て26年でマスターペインターになったそうです。気の遠くなるような年月、陶器に装飾を施しようやく今の役職まで来たそうです。そういった所にも名窯と言われるヘレンドの誇りを感じました。
この経験で、普段何気なく見ている陶器の装飾の先の職人の歴史を感じる事ができ、今までとは違った形で食器にふれる事が出来るようになった気がします。
ヘレンドはもちろん、マイセンやセーブルなど心を打つ品物にこれからも出会って行きたいと感じました。
今後も素敵なお品物の買取依頼心よりお待ちしております。
ちなみに私が始めにヘレンドに魅了されたお品はビューヘレンドのキリン(ジラフ)のフィギュリンです。
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