春を彩る現代作家の器たち~ガラス作家編~
以前のブログで現代作家をとりあげたようですね!
ネット店舗には陶器といっしょにガラス作品もたくさん入荷しておりますので、
勝手に“ガラス作家編”も書いちゃいます 笑。
現代作家というと前衛的でアートな作品を思い浮かべてしまうかも知れませんが、
意外にそうでもないんですよね。
私も調べてみてはじめて知ったのですが、肩の力がぬけていて自然体な作家さんが多い印象です。
そんな方たちが作った食器はどれもあたたかくて、
こんなモノたちと日々を過ごせたら豊かだろうなと思わせてくれます。
その中でも今回はガラス作家さんを取り上げてみようと思います。
ガラスの食器は陶器とちがって、土の質感や釉薬の色合いなど分かりやすく
特徴付ける要素がありません。
でもどれも表情豊か。
たとえば倉敷の石川昌浩さんがつくる網目模様のグラス、実は製作中に
偶然、漁網の模様がついたことからできたそう。
石川昌浩さんのグラス
ネット上には現代作家さんを取り上げたインタビュー記事なども多く、
作り手の考えや様子がよく分かります。
量産品があふれている今の世の中では、それだけでも少し特別で安心できる気がします。
そういえば以前お店に、おおやぶみよさんの水色のボウルとグラスが入荷したのですが、
その水のような弾力というか、良い意味でいびつな表情を見たときからずっと欲しくて…
お店に入荷したおおやぶみよさんの作品です
実は先日、手に入れてしまいました!
先日購入したみよさんのグラス
もちろん使った感触もよいですし、気に入っているだけに丁寧にお手入れしてしまいます。
自然に生活が丁寧になっていくようで、それもまたうれしく思います。
良いものをこそ日常生活の中でつかって欲しい、そういう意図があるのかは分かりませんがお値段もお手ごろなものが多いですよ 笑。
みなさまも是非、お気に入りのものと暮らして、そしてもしご興味があれば現代作家さんのものもお手元に置いてみてくださいませ。
田渕