北欧デザインと日本民藝の風
こんにちは。バイヤーの中島です。
先日、お買取りしたARABIA社のsoraya/ソラヤシリーズ。
食器好きには言わずと知れた、北欧フィンランドの食器ブランド「ARABIA」。
1873年の創業から今なお世界中で愛され続けていますが、中でも廃盤となったヴィンテージ品はコレクターたちの間でも人気が衰えません。
かく言う私も、その内の一人。
みなさんはsoraya/ソラヤというシリーズをご存知でしょうか。
こちらはアンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト/Anja Jaatinen-Winquistとペテル・ウィンクヴィスト/Peter Winquistの夫妻によるデザイン、1960年後期から1970年前期にかけて製造されたsorayaのカップ&ソーサーです。
日本陶器がお好きな方からすると、益子焼伝統の柿釉など日本民藝にも通ずる色味に見えると思います。筆書き風のブラックペイントと深みあるブラウンは北欧デザインの軽やかさとヴィンテージとしての重厚感を感じさせます。
私も自前のsorayaを一枚。
元々、北欧の有機的デザインと素材感が多い日本の住空間の相性は良いですが、
お店に並ぶ多国籍な商品がみなさんのお家空間に合うか、ぜひ想像しながら物と巡り合ってもらえたら、とっても嬉しいです。
中島